最もポピュラーな投資といったら、株式ではないでしょうか。それだけにどなたもご存じと思いますが、一応復習しておきましょう。

株式の魅力の第一は、安い時に買って高くなったら売り、その差額を利益として得る(キャピタルゲイン)ことでしょう。
第二の魅力は、半年ごとに受け取る配当金ですね。
第三の魅力は株主優待制度でしょう。これは全ての株式にあるわけではなく、株主優待制度を設けている株式は限られます。例えば日本航空の株主割引券などです。
さらに株主になることで、株主総会に出席することができます。一般の人には馴染みがありませんが、この機会に一度株主総会に参加して、その雰囲気を経験してみるのもよいのではないでしょうか。

基本的なこと

単元株数について

株式には取引の最低株数があって、これを単元株数と言います。1,000株、100株がほとんどです。1株だけでは買えません。例えば単元株数が1,000株で1株500円とすると、50万円でないと買えないということになります。

名義書換えしないと株主になれない

株式を買っただけでは株主になれません。名義書換えということをしないと、配当金も受けられないし、株主優待も受けられません。株主総会に出席することもできません。

どこで売買できるか

証券会社の店頭と、インターネットということになります。
最近はインターネット専門の証券会社(ネット証券)もあります。従来の証券会社もインターネット取引も行っています。手数料等を比較して最も有利なところを見つけましょう。

取引の種類

通常の株式売買

株式は長期保有が基本です。安いと思った時に買ってずっと値上がりを待って売り、その差額を利益として取得することです。
買った株がなかなか上昇してこないことがあります。しかし、倒産しない限りいつか上昇に転ずることがあります。その時を待って気長に保有していることです。

自分なりのルールを決めて、そのルール通りに売買することが大切です。
例えば5%(あるいは10%)上昇したら売って利益を確定する(5%ルールと言います)、といったルールを決めて忠実に売買することが秘訣です。まだ上がるだろうと、欲を出して持ち続けていると、突然下落に転じることがあります。ルールをきっちりと守ることが大切です。

デイトレーディング(デイトレ)

長期保有とは全く考え方の異なるデイトレードという方法があります。これはインターネット取引しかできませんが、朝仕込んでその日のうちに売却して差額を利益として取得するという方法です。当然損することもあります。名義書換えなんてできませんから配当収入は一切なしで、ただ売買益だけを目的としたものでです。PC操作に慣れていないとできませんし、一日中PCの前に張り付いていないといけません。

株式ミニ投資

単元株数の10分の1の株数で売買できるものです。少額資金で投資でき、初心者に入りやすい方法です。株式の名義は証券会社になります。

株式累積投資(るいとう)

指定した銘柄の株式を毎月1万円から1,000円単位で購入して積み立てていく方式です。株価が安い時に多くの株式を買い、高い時に少なく買うことによって、購入コスト全体を引き下げる方法です。会社の持ち株制度と同じ仕組みです。

信用取引

商品先物取引と似た取引で、極めて高いリスクを伴います。初心者は手を出すべきではありません。

リスク分散

資金に余裕のある方はリスク分散をしておくとよいでしょう。一つの銘柄に全額投資するのでなく、違った業界の会社の組合せ、安定した会社とベンチャー企業の組合せなどで銘柄を分散しておくと大きな損失を回避できます。「卵を一つのカゴに盛るな」と言いますね。

NISAについて

2014年1月から少額投資非課税制度(NISA)がスタートしています。投資額が100万円以下ならば、売買益、配当金に税金がかからない制度です。詳細はお知らせ「少額投資非課税制度(NISA)について」をご覧ください。