太陽光発電を始め、私たちが利用できる補助金にはたくさんの種類があります。せっかく良い制度があるのでこれを有効活用しないのはもったいないですね。
個人あるいは個人事業主が利用できる補助金にはどのようなものがあるか、申請の手続きはどうなっているかといったことを紹介しましょう。

補助金に似たもので助成金があります。

いずれも資金は後払いで給付され、返済の必要はありません。

それでは補助金と助成金にどのような違いがあるのでしょうか。
助成金は必要な資格要件を満たしていれば受けられます。これに対して補助金は、例えば事業を起こすような場合に、その事業の必要性をアピールしたり、事業として使ったことを証明する書類が必要となるなど、条件が厳しくなります。それは、補助金は会計検査院の検査の対象になるからです。

どのような補助金があるか

ではどのような補助金の種類があるでしょう。

住宅・省エネ関係補助金

太陽光発電システムは私たちに最も身近で代表的な補助金ではないでしょうか。この他にもさまざまな住宅リフォーム・省エネ関係の補助金があります。
・太陽光発電システム:太陽光発電普及拡大センター(J-PEC)
・長期優良住宅化リフォーム推進事業(耐震性・省エネ性能向上のリフォーム)
・地域型住宅ブランド化事業(地域材を活用した長期優良住宅)
・省エネリフォーム補助金(省エネルギー性能の高い高性能建材を用いたリフォーム)
・ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業(エコキュート)
・東京都住宅用創エネルギー機器等導入促進事業(住宅用太陽熱利用システム)
・東京都住宅用創エネルギー機器等導入促進事業(ガスコージェネレーションシステム)
・住宅ローン減税もこの補助金の一つと言えるでしょう

下記のサイトにはこれらの詳細な情報があります。

一般社団法人太陽光発電協会 太陽光発電普及拡大センター
住宅の補助金・減税・優遇制度オールガイド
環境ビジネスオンライン

創業・起業補助金

主に個人事業主・小規模事業者を対象として、地域の活性化と雇用の創出を目的とした補助金があります。以下のようなものがあります。
・創業促進補助金:独立行政法人中小企業基盤整備機構
・ものづくり補助金:都道府県中小企業団体中央会
・小規模事業者活性化補助金:小規模事業者活性化補助金事務局

 農業補助金

最も多い補助金で、470種ほどあります。ただしこの中には交付金も含まれます。農業補助金については、農業ビジネス(農業技術通信社の農業総合専門サイト)に詳しく記述されています。このサイトによりますと、主要な補助金として以下のように分類されています。
・強い農業づくり交付金
・産地生産拡大プロジェクト支援事業
・農業・食品産業競争力強化支援事業
・広域連携アグリビジネスモデル支援事業
・農山漁村活性化プロジェクト支援交付金

この他にも都道府県ごとに数々の補助金が用意されています。住んでいる都道府県のホームページを探してみるとよいでしょう。

TIPS田舎への移住を支援する補助金もある
移住を促進している地方自治体の中には、補助金を出してくれるところもあります。審査は難しくなく、申し込めばほとんど受けられるようです。
こちらに詳しい情報があります。2014年初夏版:移住者大歓迎!全国田舎暮らし支援制度
この他にも独自の支援制度を実施している地方自治体がありますから、インターネットで検索してみるとよいでしょう。

補助金の申込みから交付までの流れ

solarhouse補助金の申込みをして、実際に補助金が交付されるまでの流れを、太陽光発電システムを例に見てみましょう。他の補助金もこの流れとほぼ同じと考えてよいでしょう。詳しくは、一般社団法人太陽光発電協会 太陽光発電普及センター のサイトをご覧ください。
これに見るように、実際に補助金が手元に入るのは、工事が完成して業者に工事費等を支払い、交付申請書を提出してこれが承認されてからになります。交付された補助金を工事費の一部にあてるというものではないことに注意が必要です。

ステップ1 補助金の申込みをする

(1) 申込みに必要な書類をそろえる
工事を始める前に申込みに必要な書類をそろえます。申込用紙のダウンロードとその他に必要な書類、手引きなどは上記サイトから入手できます。申込みする補助金ごとに、このような受付事務をするサイトがありますので探してみましょう。
補助金はその年度の予算上限に達すると、申込期間内でも終了しますので、早めに申込みをします。

(2) 申込書類一式を郵送する
申込書類一式を郵送します。郵送は確実に届くように簡易書留にします。

(3) 受理決定通知書を受け取る
受付窓口が申込書類を受け取り、内容に不備がなけれが「補助金申込受理決定通知書」が届きます。中身を確認して保管します。

ステップ2 工事を開始し完了させる

(4) 工事を開始する
「補助金申込受理決定通知書」の「受理決定日」以降に、太陽光発電システムの工事を開始します。申請の内容によっては、工事前や工事中の写真が必要なことがありますので、できるだけ多くの写真をとっておくとよいでしょう。
工事を進める過程で申込みした内容に変更がある場合は、変更申請をして承認を得る必要があります。

(5) 工事が完了する
工事完了後に、電力受給を開始して必要な写真を撮ります。どのような写真が必要かは、手引き等に記載されていますので確認しましょう。

ステップ3  補助金の交付申請をする

(6) 交付申請に必要な書類をそろえる
「補助金交付申請書(兼完了報告書)」を作成して、写真など必要な書類を準備します。申請書や手引きはサイトからダウンロードできます。

(7) 交付申請書類一式を郵送する
交付申請書類一式を簡易書留で郵送さます。

(8) 補助金交付決定通知を受け取る
受付窓口では申請書類を精査して、内容に不備がなければ「補助金交付決定通知書」を発行します。通知書の内容を確認して補助金の振込があるまで保管します。

(9) 補助金が振り込まれる
一定期間経過後に、申請者の口座に補助金が振り込まれます。ここで初めて補助金を手にすることができました。

 補助金申請のサポートをしてくれるところ

中小企業庁では、補助金申請のサポートをしてもらえます。

中小企業庁:補助金申請をサポートします

民間の会社ではこのようなところもあります。

省エネ科学株式会社