2011年3月11日の東日本大震災では大きな被害を蒙りました。2016年には熊本地震で震度7に見舞われ、大きな被害をもたらしています。直近では、今年2018年6月18日に震度6弱の大阪北部地震が起きています。今や日本のどこに住んでいても地震に見舞われる恐れがあります。さらに首都直下地震や東海地震、南海地震など巨大地震が予想されています。私たちはこのような大災害に備えて普段から準備しておかなければなりません。大地震が発生したときの家具などの転倒防止、火災の防止、身を守るための対策が必要です。そして揺れが収まった後でも、飲料・食料・日用品の確保、避難所への移動時の持出し品など、地震が起きてからでは間に合いません。地震などの大災害に備えて防災に役立つ情報を集めてみました。

なお、実際に大震災に遭遇した時役立つ情報はこちらで紹介しています。

全国避難所ガイド http://www.nijinohashi.info/usefulinfo/help/#a06

帰宅困難者一時滞在施設情報 http://www.nijinohashi.info/usefulinfo/help/#a13

J-anpi 安否情報まとめて検索 http://www.nijinohashi.info/usefulinfo/help/#a14

 

大地震に備えよう

家具などの転倒防止

建物内で地震にあったとき、一番恐ろしいのは家具などの下敷きになることです。家具の転倒防止対策は、今すぐににでも実施する必要があります。

家具の転倒防止のポイントは次の2点です。

☆家具と天井の間に物を置いて天井に固定して動かないようにする。家具の上に段ボールの箱を入れて隙間を埋めるだけでも効果があります。
☆家具と壁との間に隙間を作らないようにして、家具を壁にぴたりつける。

私の場合、購入した家具に付属していた補強器具がありましたので、これで天井に固定しています。

そして床には、転倒防止用のパッドを家具の手前に敷いて壁にぴったりと押し付けています。これで家具はびくともしません。

家具転倒防止伸縮棒 突っ張り棒

家具転倒防止のポイントの一つは、家具と天井の間に隙間を作らないこと、家具と天井を固定することです。そのために、家具と天井の間に厚めのぴったりとした段ボール箱を置くことで十分な効果があります。段ボール箱に化粧紙などを貼ればインテリアとしても楽しいですね。

本格的には、右の写真のような固定器具があります。長さ調節可能ですので、どのような家具にも取り付けができます。本棚などの重い家具に適しています。

家具と天井の間の隙間が狭い場合はこちらが便利でしょう。10cm~20cmの隙間に対応しています。

 

 

家具転倒防止パッド

ポイントの2つめが、家具と壁との間に隙間と作らないで、家具を壁にぴったりつけることでした。隙間があると、地震の横揺れで家具が揺れ、共振でさらに揺れが大きくなると、重い家具の場合は、天井に固定していた器具がずれたり壊れる可能性もあります。

そこで活躍するのが、右のような家具転倒防止パッドです。上で紹介したように、家具の前面下に敷いて家具を壁に固定します。

家具転倒防止金具

一般的には、右のような家具転倒防止金具が使われますが、強度が十分とは思いません。高さの低い家具に限定すべきです。しかも、しっかりした柱などに取り付けることが必要で、壁では強度が保たれません。柱に傷をつけることになるのも弱点です。

 

 

耐震マット

大型テレビやパソコンのモニターの底に貼って転倒を防止するものです。ジェル状で簡単に貼ることができて、水洗いもできます。

 

 

 

 

火災の拡大を防ぐ

揺れが収まったら、次は火災の心配です。

住宅用消火器

一般住宅では消火器を設置していない家庭も多いのですが、初期消火のためにぜひ準備しておきたいものです。以下、住宅用消火器|日本消防検定協会から引用します。

消火器には加圧式消火器と、蓄圧式消火器がありますが、住宅用消火器は蓄圧式になります。選ぶ時のポイントは、

・適応火災を確認する
・認証機関の表示が付されていることを確認する
・住宅用消火器と表示されているか確認する

です。また注意点として、

・避難経路を確保しながら消火する
・押し入れなど取り出しにくい場所に置かない
・腐食しやすい場所、湿気の多い場所、潮風や雨風にさらされる場所に置かない
・定期的に取扱説明書に沿った点検をする
・耐用年数は5年程度で、薬剤の詰め替えはできない

といったことがあります。住宅用消火器設置の義務付けはありませんので、悪質業者から「義務です」などと言われて売りつけられることのないように気をつけましょう。

小規模の火災に対して使える「エアゾール式簡易消火器」もあります。住宅用消火器といっしょに置いておくとよいでしょう。

 

 

 

また、箱を入れるだけで天ぷら油の火災を消火してくれるものもありますので、用意しておけば、災害時に限らず普段の生活でも安心です。

 

 

 

 

防炎カーテン

地震時の火災で多いのは、カーテンによる火災の拡大ではないでしょうか。

すぐにでも防炎カーテンに交換しましょう。

 

 

 

家庭用電源自動遮断装置

阪神大震災では、出火原因の約6割が「通電火災」によるものと言われています。震災直後は無事であっても、ブレーカーを落とさずに避難所などに行った場合、その後電気が回復したとき(通電時)火災が発生することがあります。そのような事態を防ぐために、あらかじめ設定した震度で、自動的にブレーカーを遮断する装置があります。

 

災害時の生活用品の備え

災害時の生活用品を準備しておくことは、被災後を生き延びるために大切になってきます。大震災ともなると、被災者が多いので、自治体も全ての住民に対応できなくなります。少なくとも自分の生活は自分で責任をもたなければなりません。

非常持出し防災セット

このような生活用品をまとめて非常持出し袋(リュックサックなど)に入れて、玄関などの取り出しやすいところに置くとよいでしょう。

ではどのような品を準備したらよいでしょうか。防災士の平山優子さんの、防災セットを手作りしよう! 作り方の基本やコツを、防災士に聞いてきたを参考に取捨選択し、さらに自分に必要なものを追加するとよいでしょう。

防災関連の品は、こちらで扱っています。

≪防災安全協会認定 大容量30Lリュック採用≫ 防災セットSHELTERシリーズ

下記では、防災士が選定した防災グッズが紹介されています。セットになっているので、簡単に準備できます。

防災士厳選の防災グッズ39点セット【ディフェンドフューチャー】

屋外用物置

家が倒壊あるいは倒壊の怖れのある場合は、家の中に災害時の準備をしていても持ち出せない場合があります。庭のある家庭ならば、屋外物置を設置して、そこに非常時の生活用品を備蓄しておけば安心です。小型ならベランダにも置けます。

 

 

 

あると便利なグッズ

そのほかにあると便利な防災関連グッズを探してみましょう。これらは、防災セットの中に含まれているものもあります。

バケツ

消火や、飲料水の保存、移動にあると便利です。

右の三角バケツは、部屋のコーナーを利用してじゃまにならずに置くことができます。消火や飲料水の保管に便利です。

 

 

 

 

右の非常用給水バッグは、水道の給水が止まったときに、給水タンクから水を運ぶ時に便利です。

 

 

 

 

災害用トイレ

災害後の断水時に、水を使わず安心して使える簡易トイレです。多くの自治体・企業から選ばれている信頼のトイレセットです。消臭効果の優れた抗菌性凝固剤を使い、使用後は可燃ごみとして処分できます。

 

 

 

簡易寝袋

屋外に避難せざるを得なくなったら、寒さ対策が重要となります。屋内の避難所や、車中泊でも寒さ対策は十分とは言えません。右の写真は、軽量コンパクトなアルミフィルムのレスキューシートです。

 

 

 

また、右の防寒保温シートは、あれば何にでも使えます。

 

 

 

 

カセットコンロとカセットボンベ

避難時あるいは家の外で過ごさなければならない状況で、食事をどうするかが課題です。
煮炊きはこれでほとんど賄えます。

ラップ

被災経験者からよく紹介されることですが、水は貴重ですから、ラップを皿の上に広げて食物を乗せれば、洗う必要がありません。