外国人個人観光客の意外な実態

4月8日のNHKクローズアップ現代で、個人の外国人観光客の意外な実態が紹介されていた。

外国人観光客が訪れる日本の観光地といえば、京都、奈良、浅草、日光・・・など、人気の場所はだいたい決まっていると思うが、それは団体観光客の場合で、リピーターが多い個人観光客の場合は違っている。

驚いたのが、渋谷駅前のスクランブル交差点に人気があるということだ。インターネットでここの映像を見て訪れに来るようだ。

山梨県の戦後建てられた五重の塔と富士山が並んで映る神社があって、ここも人気だそうだ。五重の塔と富士山の組み合わせなど考えられない。二つのの日本的なものの合体が人気を呼んでいるのだろう。

また飛騨古川の街並み散策も人気があるということだ。ガイドのついた里山サイクリングが特に人気があるとのこと。日本の原風景に触れられることがよいようだ。

このように見てくると、すべての地方に外国人観光客を呼び込める可能性がある。さいたま市の盆栽町にも外国人観光客が増えていると聞いた。キーワードは、個人観光客、その土地の特徴を生かした企画力、インターネット発信だ。