ホームページを作りたい

ブログは日常の出来事や近況を報告するのに向いています。その時そのとき、頭に浮かんだこと、見聞きしたことを公開していきます。毎日追加更新していきます。しかし、まとまった内容を整理して公開するには不便です。それを探すのも大変です。ブログに訪れた人は、最近の記事しか見てくれないでしょう。過去に遡って見てくれる人はいません。訪れた人に、苦労して整理したコンテンツを見てもらうのは困難です。
そのような時は、あなたのホームページを作る必要があります。
アフィリエイトをやっている方も、ホームページにすると本格的なアフィリエイトサイトになります。

このページでは、ホームページを作るのが初めての方にその手順や方法を紹介します。そしてこのところ使われることが多くなってきたWordPressについても紹介します。

コンテンツ

サーバを何にしましょうか

ツールは何にしましょうか

参考書を紹介

サーバを何にしましょうか

最初にすることは、サーバ(Webサーバといいます)を何にするかということです。
Webサーバ取得には、大きく次の2つの方法があります。

ISPの無料ホームページ

インターネットを利用している方なら、どこかのISP(インターネット・サービス・プロバイダ)と契約しているでしょう。その多くが無料のホームページ作成環境を提供しています。ざっと検索しただけでも次のプロバイダが、無料ホームページのサービスを提供していました。

au one net
OCN
Yahoo!BB
So-net
hi-ho
GMOとくとくBB

この他にもあるはずです。ISPとの契約内容を確認してみてください。
有料のところもあるかもしれません。

レンタルサーバー

レンタルサーバ会社のサーバをレンタルする方法です。実に多くのレンタルサーバ会社があり、価格もまちまちです。月100円程度で使えるものもあります。
こちらに100社のレンタルサーバを比較しているサイトがあります。

 100社レンタルサーバの比較

下は有名なレンタルサーバサイトの例です。

20150122sakura

20150122rolipop

無料のレンタルサーバもありますが、広告掲載が条件になっていたり、使用に制限のあるものが多いのです。
こちらに無料レンタルサーバの比較サイトがあります。

無料レンタルサーバー比較NAVI

ツールは何にしましょうか

ホームページのようなWebサイトは下のようなHTML(Hiper Text Markup Language)で記述します。
これは、インターネット・エクスプローラならば、「表示」の「ソース」で見ることができます。

20150113html

< …..> という記号(タグという)で全てを記述します。
しかしこれをキーボードから打ち込んでいてはたまったものではありません。

ホームページ作成ツール

そこで次のようなホームページ作成ツールがあります。これを使うと、画面を見て好きなように部品を配置しながら作っていくことができます。HTMLの知識がなくてもホームページを作成できます。

ホームページ・ビルダー(ジャストシステム)  8,000円代から  初心者向け

Adobe Dreamweaver  20,000円代から  プロ向け

また、次のような無料のホームページ作成ツールもあります。

無料のホームページ作成ツール14選

Google ウェブサイトビルダー

無料のホームページ作成ツールを使用しても、URLは自分で取得しなければなりません。年間の維持費用もかかります。Google の提供する Google ウェブサイトビルダーは、独自のURLを無料で使えて、ホームページを簡単に作成できます。ただし、使える機能は限られており、HTML のタグも独自に設定できないなどの制限があります。あまり専門的なことは必要なく、まずはホームページを作りたいという方は利用してみるとよいでしょう。

利用するための簡単な説明が下記サイトにあります。

無料で簡単にホームページが作成できる!「Google ウェブサイトビルダー」の使い方を解説

CMS(Content Management System)

CMSとは、Web(ホームページのような画面)のコンテンツを構成するテキストや画像などを統合・体系的に管理・配信するのに必要な機能を備えたシステムのことを総称して言います。

その中で、近年多く利用されているのが、WordPress(ワードプレス)です。WordPressならば、HTMLの知識がなくてもホームページを作成できます。上で記述したホームページ作成ツールも必要ありません。しかも無料で使えます。もともとブログから発展したものなので、もちろんブログも作ることができます。

WordPress

WordPressを導入するには、MySQLというデータベース(無料)と、PHP(Hypertext Preprocessor)という、サーバ側で処理する言語の環境が必要になります。そのため、サーバがこの2つを搭載していなければ使うことができません。無料レンタルサーバではまず使えないでしょう。有料のレンタルサーバでも、料金が少し高いコースでないと使えないことが多いようです。上記のレンタルサーバ一覧の中の、個々の会社のサービス内容を確認してください。

この環境はローカルに、つまり自分のPCの中に作ることができます。これを localhost(ローカルホスト)と言います。インターネットで公開はできませんが、自分のPCで作って楽しむことはできます。また、レンタルサーバを借りた場合でも、このローカル環境で確認してからサーバに移すのが一般的です。

ローカル環境を作るのは、自分のPCに Apache(アパッチ) というWebサーバソフトを導入する必要があります。じつはこれ簡単にできるのです。
それには、Windows環境ならば、XAMPP(ザンプ)というものをインストールするだけです。

XAMPPのダウンロード
https://www.apachefriends.org/jp/download.html

ダウンロードしてインストールするだけで、Apatche,PHP,MySQL が一度にインストールされて、localhost環境が出来上がります。ここにWordPressをインストールすればよいのです。

WordPressのダウンロード
http://ja.wordpress.org/

WordPressには、「テーマ」という実に多くのデザインの雛型が用意されていて、これをインストールして有効化すれば、次のような画面で簡単にホームページの設定から記事の作成ができます。このテーマも多くが無料で手に入れることができます。

20150128wordpress左側のダッシュボードにある設定でホームページの設定がほとんど終わってしまいます。あとは、「投稿」というところでブログのように記事を投稿したり、「固定ページ」というところでまとまった内容を記述するだけです。これは固定ページの編集をしているところです。画像も簡単に入れることができます。
足りない機能は「プラグイン」というところから、これもまた実にたくさんのプラグインを導入することによって実現できます。プラグインの多くもまた無料です。

参考書を紹介

自分のホームページを作成する手順をざっと紹介しましたが、これだけではまだ不安だと思います。初心者向けの本がいっぱいありますが、私の利用した本で良いと思ったものを紹介します。

WordPressがスッキリわかる本 WordPress 3.6/3.7対応

ローカル環境を作成するには、下記の本に詳しい説明があります。
カスタマイズするためにはよいヒントが得られます。ただし、HTML,CSS,PHPの知識が必要です。

WordPress デザインワークブック 3.8対応

最近見つけたこの本は、親切丁寧に書かれていて、説明もとてもわかりやすいです。ほんとに基本的なことから解りやすく説明しているので、復習のつもりでもう一度基礎から見直しています。なぜこのようにコーディングするのかという理由の説明があってわかりやすく、WordPressの仕組みがよくわかります。カスタマイズするにはとても役に立ちます。これもHTML,CSS,PHPの知識があることを前提に書かれています。

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