徳島空港の誤った着陸許可 別の大きな問題あり

4月5日に、徳島空港で危うく大参事につながりかねないトラブルがありました。

トラブルの経緯は、管制官が10時40分に滑走路のライト交換のために工事車両が滑走路に入ることを許可した後、10時53分に羽田発徳島行きの日本航空機に着陸を許可したことでした。着陸寸前に副操縦士が車両に気づき、機長の冷静な判断で着陸のやり直しに入ったため大参事をまぬがれました。

管制官のミスでもありますが、別の大きな問題があります。なぜこの時間に滑走路のライトの交換を計画したのでしょう。11時に航空機が着陸することはわかっているのになぜ? 地方空港ですから航空機の発着は少ないはずですし、夕方までには十分時間があります。それなのになぜこの時間に工事を計画したのでしょう。そちらの方が大きな問題だと思うのです。