火災だけではない!あらゆる自然災害被害に有効な火災保険金

火災保険というと火災に遭った場合だけ保険金が下りると考えている人が多いと思いますが、そうではありません。風水害、大雪、落雷などで家の一部が損傷した時も保険金が下りて修理費をまかなうことができるのです。最近多いゲリラ豪雨や巨大台風で家屋が損傷した場合も保険金が下りるのです。有効に活用したいですよね。

ただし保険金を申請するには、被害状況を証明する資料やら、様々なものを準備しなければいけません。素人が一人で準備するには大変な労力と知識が必要です。(山口)

自然災害被害に火災保険金を活用しよう

2019年千葉県は台風15号の巨大台風に見舞われて、主として強風による大きな被害を受けました。続いて同じく巨大台風19号では、千葉県を含めて広く関東・中部・東北各県に豪雨による大きな被害をもたらしました。

建物の被害も甚大です。大きな被害ならば国や自治体の補助もあったでしょうが、修理のために莫大な費用を強いられた家も多かったことでしょう。もし火災保険に加入していたら、これらの多くが保険金の対象になりえたのです。一例を上げればこのようになります。

屋根瓦の破損
コロニアルの破損
雨どいのゆがみや破損
家の外壁の損傷

この他にも台風で被害を受けたことが証明されれば、ほとんどの被害が火災保険金の対象になります。

台風だけに限りません。風水害・雪害・雷など自然災害による被害がすべて対象となります。ただし、地震は別途地震保険がありますのでこちらで救済されるようです。

なぜ自然災害被害に火災保険申請が少ないのか

一戸建ての火災保険加入率は8~9割と言われています。しかし、火災以外で火災保険の申請をする人はあまり多くないようです。なぜでしょう。

一つには火災保険というと火事の時しか保険金が下りないというイメージがあるからでしょう。火事以外でも保険金が下りることを知っていたとしても、なかなか申請に踏み込めない、あるいは申請しても認められなかったということが多いのではないでしょうか。申請を難しくしている次のような理由があるのです。

  • 被害箇所が特定できない、そのためにはしごなどで高い所に登らなければならない
  • 被害箇所を適切な角度で写真撮影しなければならない
  • 被害箇所が被災したものか経年劣化によるものか判断できない
  • 申請可能な箇所を見落としてしまっている
  • 被災箇所がいつの災害で生じたものであるかを特定できない
  • 被害に見合った適切な見積書を作成することができない
  • 保険会社や鑑定人とのやりとりの仕方がわからない

このように素人である私たちが、個人として申請するのはとても困難なことがわかります。申請内容に曖昧なところ、適切でないところがあると、申請が却下されたり、本来支払われるべき保険金を減額されてしまいます。保険会社は適切なアドバイスをしてはくれません。

ではどうしたらよいでしょう。申請のプロに任せるしかありません。

雪害による雨どいのゆがみを火災保険金で修理した私の場合

2014年2月8日は、南岸低気圧が発達して関東全域に大雪警報が発令されました。私の住む鴻巣市でも、40cm余の大雪にみまわれました。この時自宅の雨どいが大雪の重みで曲がって、その後大雨が降ると雨どいの中ほどから雨があふれるようになりました。

右の写真は工事直前のもので、すでに1年半ほど経過していましたので、雨どいがゆがみ、黒く変色しています。

近所の方も大雪で雨どいがゆがんで修理してもらったが、高額な修理費を請求されたという話を聞いてました。足場を組む必要があるのでどうしても高額になってしまうのです。

私は、以前に屋根と外壁の塗装をしてもらった業者があったので、その業者に相談してみました。そこで、火災保険に加入していれば、申請により保険金が下りることを知りました。損害保険会社に尋ねたところ、確かに保険金の対象になるそうです。

外壁業者は、はしごをかけて保険金申請に必要な写真を全部とってくれ、見積書を作成して申請のポイントも教えてくれました。教えられたとおりに申請書を作り、写真と見積書を添付して保険会社に提出したところ、すぐに承認されて保険金送付の案内が来ました。保険金は見積金額よりも2割ほど減額されていました。保険会社の話では、見積金額が少し高めだったので、標準の単価で再見積もりしたそうです。

外壁業者は、最初から減額を見込んで割り増しの見積書を作成していたということで、保険会社の保険金額で工事をしますということになりました。さすがプロです。保険会社で再見積もりできるように、必要な見積もり項目は全て盛り込まれていました。こうして、私は火災保険の保険金だけで雨どいの修理をすることができました。

工事の完成した後の雨どいです。きれいに修理されています。

最近の大雨で、自宅の雨樋がゆがんでいて雨樋の役割を果たしていないことに気づきました。 これは、一昨年の2月の大雪によるものとしか考えられません。家の屋根など見上げたこともなかったので、このようになっていることに気が付きませんで...

火災保険の保険金申請にはプロの助けが必要

外装業者の手助けがなければとても保険金を獲得できませんでした。はしごをかけて屋根に登って、必要な部位の写真を適切な方向から撮影するなんてことはとてもできません。申請に何が必要でどのように申請書を書いたらよいのか、皆目見当もつきません。このようなことはプロに頼むしかありません。

業者の中には悪質な業者がいて、高額な見積もりを提示される場合があります。営業マンが見回って家屋の欠陥を指摘して、修理しないと大変なことになるなどと脅すような飛び込み業者は信頼できません。実績のある良い業者を見つけるべきです。私のように、以前の評価できる実績のある業者を持っていればそこに依頼すればよいですが、それがない場合は、必ず複数業者から見積もりをとるべきです。

そして、火災保険の保険金申請ができる場合は、申請に必要なものをそろえてくれるだけの経験と実力のある業者を選ぶべきです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

トップへ戻る