リスクオフ後退で一斉に円安 こういう時は押し目買い

今年1月下旬に、中国の湖北省武漢を発端とする新型肺炎コロナウイルスの拡大でリスクオフの円買いが進み、対円通貨は一斉に下げ底が見えない状況でした。どこまで下げるのか、どこで買ったらよいのか皆目見当がつきません。かといって、これから売っていくのも危険がある。

2月に入って中国の春節が終わり、しばらくリスクオフも織り込み済みと思われる状態で低迷していたところに、中国人民銀行による新型ウイルス対策の資金供給などの中国政府の姿勢が評価され、金融市場に安心感が広がって、下のように一斉にリスクオンの円安に振れてきた。

しかし、ここで波に乗り遅れまいと買い進めるのは危険と考えます。新型コロナウイルスの影響は限定的ということを確認はしたが、このまま一気に上昇を続けるとは考えられない。新型コロナウイルスの拡大はまだ続いている。リスクが見直されてまた下がることも考えられる。そうなったら、高値掴みで大損することになる。

ここは、慎重に、冷静に押し目買いでいくことがよいのではと私は考えます。はたして中国政府の公表していることが事実なのか疑わしい面があります。真相が暴露されたとき、一気にリスクオフに触れるとも限りません。極めて不安定な状態にあると考えます。このような時は下記の記事で紹介した長い下ヒゲが出現する可能性が高い。

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