11月24日未明から雪が降りだし、東京都心部と関東地方の各地に11月としては54年ぶりの初雪が観測されました。その原因となるのは、上空の真冬並みの寒気と南岸低気圧です。
これは23日午前9時の上空1500m付近の高層天気図です。0℃以下(水色で塗りつぶした部分)の寒気が日本列島上空の迫っています。
そして地上の天気図を見ますと、関東地方南には南岸低気圧があり、停滞前線が東西に延びています。
雪はさらに激しくなり、正午過ぎまで降り続けました。関東地方で11月の積雪が観測史上初となる所もありました。
24日午前9時の高層天気図を見ますと、上空1500m付近の0℃以下の寒気がさらに南下していることがわかります。