便利になった気象衛星ひまわり8号の衛星画像

8月17日未明から関東地方では、断続的に激しい雨にみまわれています。下の写真は7月7日から運用を開始している気象衛星ひまわり8号の午前6時50分の衛星画像(赤外画像)です。

20150817sekigai0650関東地方には、厚い背の高い雲がいくつも発生しているのがわかります。おそらく積乱雲でしょう。白い塊がそれです。白いほど雲の高さが高いことを示します。

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午前4時10分の衛星画像では、関東地方はまだそれほど雲は発達していませんが、西から発達しながら近づいている雲のあることがわかります。このような画像を2分半毎に公開しているので、天気変化の予測に役に立ちます。

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これは可視画像です。人間の目で見たものとほぼ同じ見え方になります。新しい運用ではカラー合成となっています。火山の噴火によるものや、黄砂などと見分けることができます。

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これは水蒸気画像で、上空が全体的に湿っていることがわかります。特に高い雲は白い塊となって見えています。

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今回の運用から新しく追加された画像です。雲の頂上を強調したもので、やはり背の高い雲が赤い色で示されています。

これらの画像が2分半毎に公開されるので、素人でもちょっと慣れれば天気変化の予測ができるのではないでしょうか。ひまわり8号は役に立つ情報を送り続けています。

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