運用を開始したひまわり8号

7月7日11時より、ひまわり8号の運用が開始されています。

衛星画像の解像度は2倍、収集間隔は7号の30分から2.5分に短縮されています。ただし、気象庁のホームページの衛星画像の配信は、今まで通り30分毎のようです。
可視画像がカラー化されているので、今まで雲と見分けがつきにくかった火山の噴火、黄砂、流氷なども見分けるおとができるということです。間隔が短くしかも解像度が上がったことで、台風、集中豪雨の予報も正確になります。火山の噴火予知にも役立ちそう。

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上は切り替え前の7日9時の可視画像、下は切り替え後の8日13時30分の可視画像です。切り替え前はカラーといっても、陸地が緑で海が青く塗られているだけですが、切り替え後はひまわり8号から見たままの色になっているようです。解像度も高く、雲がはっきり映っているのが見えます。

気象予報士にとって一つ楽しみが増えました。

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